未病を治す
- 石田 航也
- 2019年8月5日
- 読了時間: 2分
2000年以上前から伝わる
世界最古の中国の医学書「黄帝内経」に一節がのっています。
要するに「まだ病気ではないうちに治す」という意味です。
例えば
肝臓の数値が悪くなったから薬を飲む
糖尿病になったから運動をし食事を見直す
積極的に治療をし改善していくことは本当にいいことですし
放置して悪化させるようなことは避けてほしいです。
そして是非!
一歩進んだ治療を受けて欲しいです。
それが病気になる前から処置することです。
私たち鍼灸師は病気前の体のコントロールを重要視している先生が多いです。
自覚症状がなくとも他覚的に私たちが六感全てを使い、診察すると
気になるささいな症状や治さなくてはいけない体の変化が大小はありますが
残念ながら必ずと言っていい程、現代人にはみられます。
さらにその細やかで繊細な所見にこそ鍼灸治療は非常に大きな効果を出します。
鍼灸治療を受けてみたら
なんだかからだが軽くなった
なにか胸でつっかえてたものがとれた
などの声がよく患者さんから聞かれるのは
未病に対してアプローチできているからだと私は考えています。
中国から伝来し日本独自の進化を遂げている日本の鍼灸治療を
みなさんに受けていただき楽しく健やかな生活を安定して過ごしていただくことが鍼灸師としての自分の役割だと考えています。
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